インタビュー:パク・ボヨン「大変な思いをして演技を学んだ」

映画『君の結婚式』の女性主人公、悩んだ末にデリケートな初恋相手の役
「現場で大変な思いをしながら学んだ演技、細かい感情の動きまでつかみたい」

 小柄だがはっきりと、そして生き生きしていた。女優パク・ボヨン(28)はありがちな撮影の裏話も生き生きと披露した。「そこのところで私が『ちょっと!』と言ったんです」。おにごっこをするかのように、パク・ボヨンは腕を高く振り上げた。「『監督さん、このままだとスンヒはイヤな女だと言われます。男の味見をするような、よくない子になりますよ。せりふのトーンをちょっと変えてみたいのですが』と言いました」。話し終えて、ぱちんと指を鳴らした。躍動感ある身振りに、座はたちまち笑いに包まれた。パク・ボヨンは止まらない。「そうでしょう? 私の言うとおりでしょう? 女性の皆さん、本当にそう思いません?」。インタビューしているのか討論しているのか分からなくなりそうだった。

 いろいろギュッと詰まっている人。パク・ボヨンは8月22日公開の映画『君の結婚式』(イ・ソックン監督)で女性主人公スンヒを演じた。高校生のウヨン(キム・ヨングァン)が生涯思いを寄せている初恋相手だ。しかし、映画の中のスンヒはただの「初恋の剥製」にとどまらない。現実と愛の間で、スンヒは常に最善の方法を探そうともがく。その孤軍奮闘がいたましく、切ない。パク・ボヨンは「スンヒは私の中のシャープで、鋭敏で、はっきりした部分を特にしっかり見せるように演じた」と語った。「恋愛というのは、結局はタイミングではないでしょうか。無鉄砲に迫るウヨンとは違い、スンヒはいろいろ悩まないといけません。そんなスンヒが観客に誤解されないようにするには、私がいつも気を付けないといけませんでした。スンヒを守ってあげたかったので」。大きな瞳が少し揺れた。

ソン・ヘジン記者
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  • ▲8月10日に対面したパク・ボヨンは「映画の主人公が観客に誤解されないようにするためには、私がいつもデリケートな感情の動きを逃さずつかんでおかないといけないと思った」と語った。白黒の碁石のようにはっきりした答えだった。/写真提供=K-FILM

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