K-POP人気 海外アーティストとのコラボ呼び好循環 

【ソウル聯合ニュース】K―POP人気の高まりを背景に、韓国アーティストと海外有名アーティストのコラボレーションが相次いでいる。世界での知名度をアップさせ、新たな音楽的試みができることなどから、K―POPアーティストはコラボやフィーチャリングを積極的に進めている。

 男性グループSHINee(シャイニー)のメンバー、キーは英国のバンド、Years & Years(イヤーズ&イヤーズ)のシングル「If' You're Over Me」のリミックス版にフィーチャリング参加した。イヤーズ&イヤーズがコラボを提案し、キーが韓国語の歌詞を担当した。

 米音楽メディア「ビルボード」は同曲について、「何回もリミックスされたが、キーが参加した最新バージョンが追加され、K-POPとしてその領域を広げた」とし、「キーは韓国語と流ちょうな英語で歌い上げた」と伝えた。

 ビルボードのメインアルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位の快挙を成し遂げた防弾少年団(BTS)も有名アーティストとコラボを行っている。「MIC Drop(マイク・ドロップ)」のリミックスバージョンは米国の有名DJスティーブ・アオキ、新鋭ラッパーのデザイナーとコラボしている。また「LOVE YOURSELF 承 'Her」の収録教「Best Of Me」は米国のDJユニット、ザ・チェインスモーカーズとのコラボだ。リーダーのRM(アールエム)は米国の人気ロックバンド、Fall Out Boy(フォール・アウト・ボーイ)の新曲「Champion」にフィーチャリングで参加した。

 また米国の人気シンガーソングライター、ショーン・メンデスは5月に行われた米メディアとのインタビューで、BTSとコラボする意向について「1000%」と答え、話題になった。

 韓国の3人組ヒップホップユニットEPIK HIGH(エピックハイ)は日本のSEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)と新曲「Sleeping Beauty」を発表した。ボーカルのFukaseは聯合ニュースとのインタビューで以前からEPIK HIGHがとても好きだったと話した。

 韓国の人気歌手、PSY(サイ)は世界的なラッパー、スヌープ・ドッグと「HANGOVER」で、will.i.amと「ROCKnROLLBABY」でコラボした。

 2016年に解散した韓国女性グループ2NE1(トゥエニィワン)のメンバーだったCL(シーエル)は米国のDJディプロのシングル「Doctor Pepper」にフィーチャリングで参加している。

 アジアを中心に活躍する韓国のDJ SODAは先月29日にMajor Lazer(メジャー・レイザー)のWalshy Fireとのコラボ曲「NEVER LET YOU IN」を公開。シンガポール、香港、インドネシア、マレーシアなどのチャートで上位にランクインし注目された。

 韓国の7人組男性グループ、MONSTA X(モンスタエックス)のヒョンウォンもオランダの人気DJ、Jimmy Clashとのコラボ曲を近日中に発表する予定だ。

 韓国音楽業界の関係者は「西欧圏の歌手はK―POPアーティストとのコラボを通じてアジア市場での認知度を上げ、韓国歌手もグローバルアーティストとのコラボにより海外進出で有利になる」とし、「音楽的な実験ができ、成長することもできるため、ウィンウィン(相互利益)になった」と説明した。

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