インタビュー:ポン・テギュに聞く、人生最高の目標は?

ドラマ『リターン』で悪役を演じたポン・テギュ、10年ぶりの復帰作で好評
空白期に結婚し息子が誕生、「スーパーマンが帰ってきた」出演予定

 2000年の映画『ティアーズ』でデビューし、ドラマ『ノンストップ』(MBC)などで個性あるキャラを演じて愛されたが、映画『クァンシクの弟クァンテ』(2005)、ドラマ『ワーキングママ ~愛の方程式~』(SBS、2008)以降の10年間は空白だった。「個人的によくないことがあった。家でMBCのバラエティー番組『無限挑戦』を見ながら、やることもなく時間を過ごし、やたらと物も書いた。本も出したし」

 15年に写真家のハシシ・パク(35)=本名パク・ウォンジ=と結婚し、息子シハ君をもうけた。ある芸能番組で、ポン・テギュは「家事は手伝うものではなく、一緒にやるもの」という「所信」を表明し、注目された。休んでいる間は息子の面倒を見たり、家事をしていた。「ドラマを撮影する3カ月間、育児を妻に任せた。(撮影が)終わってまた子どもの面倒を見るようになったら、シハは僕が分からない話や行動をしていた。すごく残念だった」

 ポン・テギュは近々、バラエティー番組『ハッピーサンデー』(KBS第2)の人気コーナー「スーパーマンが帰ってきた」に出演する。家族がテレビに出ることへの負担はないのだろうか。「シハに、テレビに出たいかと何度か尋ねると『出たい』と答えた。『嫌』という答えは一度もない。子どもの意見が一番大事なので、従うしかない」。ポン・テギュは息子の話をするとき、初めて笑みを浮かべた。

 どういう父親になりたいか尋ねると、ポン・テギュはためらうことなく答えた。「いい夫になることが、いい父親になる道だ。今回のドラマに出演し、妻に自慢できるものができたことが一番うれしかった。妻にほめられるのが一番いい。いい作品で味のある演技を見せ、誇れる夫になること。それが、ポン・テギュの人生最高の目標」

イ・ヘイン記者
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