チョ・ヨンナム代作詐欺事件、検察が懲役4カ月求刑

チョ・ヨンナム代作詐欺事件、検察が懲役4カ月求刑

 韓国検察は、絵画の代作詐欺事件で起訴された歌手でタレントのチョ・ヨンナム(73)について、懲役4カ月、執行猶予1年を求刑した。

 ソウル中央地裁刑事17単独部は25日午前、同地裁西館317号法廷でチョ・ヨンナムの詐欺事件を裁く3回目の公判を開いた。

 検察側と被告・弁護側はこの日、代作詐欺として争いになっている絵画「ライ麦畑でつかまえて」関連の攻防を繰り広げた。検察側は、被告が被害者と和解したという点を参酌して懲役4カ月、執行猶予1年を求刑した。

 これに対しチョ・ヨンナムは「自分の仕事を通して韓国の現代美術が存在していることをよく理解しており、私はいいチャンスだったと思う」と主張した。裁判部はこの日で弁論を終え、5月25日午後2時から判決公判を開くこととした。

イム・ジュヒョン記者
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