徴兵:公益判定受けたキム・スヒョン、現役入隊のワケ

徴兵:公益判定受けたキム・スヒョン、現役入隊のワケ

 俳優キム・スヒョンが韓国軍に入隊する。キム・スヒョンは23日に入隊し、兵役の義務を果たす。29歳で決して若いわけではない。ほかの男性スターたちが入隊する年齢とさほど変わらない。

 キム・スヒョンがほかのスターと違うのは、社会服務要員(旧・公益勤務要員、兵役の代わりに公的機関で働く)の代替服務に該当する4級判定を受けながら、手術を受け、現役判定を得たという点だ。かつて心臓疾患で治療を受けたことがあるキム・スヒョンは当初、4級判定を受けた。

 キム・スヒョンは心臓の手術を受けず、入隊を延期していれば、社会服務要員として服務することができた。しかし、自ら手術を受け、あらためて身体検査を申請し、現役判定を受けたという。

 これは、キム・スヒョンの意志が強かったからだ。知人らによると、キム・スヒョンは芸能活動をしていたことで、一般男性に比べ若くない年齢で入隊するのだから、厳しい軍隊生活を送りたいと望んでいたという。実際に特攻隊や海兵隊への入隊をめぐり調べたものの、年齢制限により実現しなかったとのことだ。

 外部に知られていなかったが、キム・スヒョンが入隊する師団は最前方の部隊だ。キム・スヒョンは基礎軍事訓練を受けた後、前方部隊に配属される可能性が高い。21カ月間にわたり、前方部隊で自然人キム・スヒョンとして、ほかの韓国の若者たちと苦楽を共にする。

 特別なことがなければ、キム・スヒョンは2019年7月22日に除隊する。キム・スヒョンがどれほど変わって戻って来るのか、多くのファンがその日を指折り数え待っていることだろう。

チョン・ヒョンファ記者
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