ポン監督『オクジャ』にスタンディングオベーション=カンヌ映画祭

ポン監督『オクジャ』にスタンディングオベーション=カンヌ映画祭

 話題を集めていたポン・ジュノ監督の映画『オクジャ』に大きな拍手が送られた。

 フランス・カンヌで19日午後(現地時間)、コンペティション部門に招待されたポン・ジュノ監督の映画『オクジャ』のレッドカーペット・イベントが開催された。ポン・ジュノ監督の新作であり、動画配信サービス大手のNetflix(ネットフリックス)が手掛けたオリジナル作品が初めて同映画祭のコンペティション部門に招待されたということで話題を集めていた『オクジャ』のキャストたちがリュミエール劇場に姿を見せ、続いて公式上映が行われた。

 映画上映後、観客席ではおよそ5分間、スタンディングオベーションが起こった。エンドロールが流れ、最後のおまけ映像が流れた後も、スタンディングオベーションが起きるまで席を立つ観客がいないほど、好意的な反応だった。

 ポン・ジュノ監督のファンだというフランスの配給会社のマーク・オリー氏は「カンヌで持ち上がっているNetflixと劇場間の政治的問題より、ポン監督の作品自体に集中して見たのだが、感動的でファンタスティックでこれまでの作品同様すばらしかった。政治的な映画ではあるが、娯楽的な要素もあり、とてもよかった」と感想を述べた。

キム・ヒョンロク記者
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