ナムグン・ミンがヨン様のそっくりさんから「コミック神」になるまで

最高視聴率17.5%…ドラマ『師任堂』を抑えた『キム課長』のナムグン・ミン

愉快・繊細な演技でヒットをけん引、これまではもっぱら助演…しっかりと実力を積む
「一度に浮き上がれない劣等感が自分の強み」

ナムグン・ミンがヨン様のそっくりさんから「コミック神」になるまで

 映画『卑劣な街』(2006)、ドラマ『私の心が聞こえる?』(2011)などで注目されたが、ずっと助演専門だった。キム・ジェウォン、コン・ユ、キム・ジュヒョク、チョ・インソンなどが主演を務める作品に登場し、主人公の恋敵になったり、主人公に嫉妬して苦しめたりする役を演じた。あるインタビューで、ナムグン・ミンは「裏面を見せなければ消耗するだけの役なので、常により多くのことを考えた。一度にぱっと浮き上がるのではなく、少しずつ発展していく過程から生じる一種の劣等感が、僕の強みだと思う」と語った。

 昨年の『リメンバー』(SBS)で、極悪非道な財閥2世という役で主人公よりも注目を集め、強力に爆発し始めた。本来、出番はあまりなかったが、非常に話題になったことから最終話まで出演が続いた。3か月後の『野獣の美女コンシム』(SBS)では、コミカルで温かみのある街の弁護士に変身し、悪役のイメージを瞬く間にふるい落として新たな可能性を見せた。その次の作品が『キム課長』だ。

 ナムグン・ミンは、番組スタート前「視聴率が15%を超えたら、同僚俳優と一緒に、会社員にコーヒーを1000杯おごる」という公約を掲げた。近々、実行する計画だ。

ナムグン・ミンがヨン様のそっくりさんから「コミック神」になるまで

ナムグン・ミンがヨン様のそっくりさんから「コミック神」になるまで

ナムグン・ミンがヨン様のそっくりさんから「コミック神」になるまで

チェ・スヒョン記者
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