韓国映画 1月の観客数66%増=正月映画2作がヒット

【ソウル聯合ニュース】1月の韓国映画の観客数が昨年より60%以上増えたことが分かった。「共助」(原題)、「ザ・キング」(同)の2作が興行に成功したことと、旧正月(今年は27~30日)の連休があったためだ。

 映画振興委員会が20日発表した「1月韓国映画産業決算」によると、先月の映画館全体の観客数は2325万人で、昨年1月に比べ37.5%増加した。売上額も42.3%増え、1888億ウォン(約186億円)を記録した。

 このうち「共助」が1カ月で486万人、「ザ・キング」が441万人を動員し、興行成績1位、2位を記録した。3位は342万人を動員した日本のアニメーション映画「君の名は。」だった。「共助」と「ザ・キング」の善戦で韓国映画の観客数は66%増加した1268万人、売上額は72.6%増の1036億ウォンと集計された。韓国映画の観客占有率は54.5%で、昨年の45.2%から9.3ポイント上昇した。

 配給会社のランキングでは「共助」と「マスター」(同)など6作を配給したCJ E&Mが720万人を動員して1位(観客占有率31.0%)を占めた。「ザ・キング」のネクストエンターテインメントワールド(NEW)が2位(22.0%)、「君の名は。」を配給したメガボックスプラスエムが3位(15.1%)だった。

 低予算🅂作やアート系映画では韓国映画「女教師」(同)が11万5000人を動員して1位を記録し、ケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」が2万8000人を動員して2位を占めた。

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