テーマは「億造創生」 2016昌原彫刻ビエンナーレ来月開催

 昌原出身の彫刻家・金鍾瑛(キム・ジョンヨン)、文信(ムン・シン)、朴鍾培(パク・チョンべ)、朴石元(パク・ソクウォン)、金永元(キム・ヨンウォン)をたたえる「2016昌原彫刻ビエンナーレ」が、今年9月22日の開幕式を皮切りに、10月23日まで32日間にわたって開催される。今回のイベントは「億造創生」(多くのモノに生命を付与する/We create things, things create us)をテーマに、竜池湖水公園と城山アートホール、文信美術館で開催される予定だ。

テーマは「億造創生」 2016昌原彫刻ビエンナーレ来月開催

■億造創生

 「億造創生」は、「モノ」に芸術家の魂を吹き込むことで想像力を湧き上がらせるという、包括的な意味を持つ。もともとは、無数の民という意味の古語「億兆蒼生」を引用したもので、こんにちの芸術現象を説明するキーワードになった。

 今回のイベントは、絵画と彫刻、工芸と彫刻、メディアアートと彫刻のボーダーレス現象に注目し、「日常の中の芸術」「芸術の中の日常」の意味を模索してみよう―という趣旨で開催された。イベントに参加した観客は、ビエンナーレを通して受動的な立場から抜け出し、能動的な立場から作品を鑑賞することができる。

■昌原彫刻ビエンナーレ(竜池湖水公園野外展示)

 竜池湖水公園野外展示場では、イタリア出身の巨匠ノヴェッロ・フィノッティ、ミンモ・パラディーノ、ミケランジェロ・ピストレットといった有名海外作家らの作品が展示される。またここでは、リアリズム彫刻の独自概念を定立した金永元をはじめ朴垠宣(パク・ウンソン)、イ・ジェヒョ、李一浩(イ・イルホ)など韓国国内の作家およそ30人の彫刻作品も見ることができる。特に、このうち18点は竜池湖水公園に永久展示される予定となっている。

テーマは「億造創生」 2016昌原彫刻ビエンナーレ来月開催

■「オブジェ-物質的想像力」(城山アートホール室内展示)

 城山アートホールでは、写実的な彫刻から大型設置作品まで、現代彫刻の変遷と様相を再確認できる韓国内外の現代作家の作品およそ60点が公開される。

 特に、今回の展示に参加した作家らは、室内展示のテーマとなった「オブジェ-物質的想像力」を通して、ガストン・バシュラールの概念や物質に現れた芸術的想像力などを自らの作品で表現した。

テーマは「億造創生」 2016昌原彫刻ビエンナーレ来月開催

■「Henraux Prize」(市立文信美術館特別展示)

 昌原市立文信美術館では、「Heneraux Prize」特別展が開かれる。ここではファビオ・ビアーレ、アレックス・ボンバルディエリなど、イタリアの国際彫刻公募展に当選した作家6人の作品を見ることができる。

■開幕祭および付帯イベント

 竜池湖水公園では、開幕祭として特別企画のパフォーマンスアート、サウンドアート、空中曲芸、マジックショー、舞踊などの公演が行われる予定。

 さらにここでは、市民の願い事や応援メッセージを込めた市民彫刻プロジェクト、子ども彫刻広場、多文化フェスティバル「MAMF」参加者らとの協業を通して完成するコミュニティアートなどの付帯イベントも用意されている。

 また、韓国内外における現代彫刻の流れを観察する国際学術シンポジウムが、慶南道立美術館で開かれる予定になっている。

メディア取材チーム
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