キム・ソンミン脳死判定、仲間の芸能人らが哀悼

　脳死判定を受けた俳優キム・ソンミンが五人の患者に臓器を提供して世を去ったことを受け、同僚の俳優らが次々と哀悼のメッセージを寄せている。

　女優ハン・イェスルは26日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「インスタグラム」に一輪の白い菊の花の写真を載せ、「Rest in peace my friend」と書き込んでキム・ソンミンの死を悼んだ。

　ハン・イェスルは2006年、MBCのドラマ『ファンタスティック・カップル』でキム・ソンミンと共演したことがある。

　かつてKBS第2テレビのバラエティ番組『男子の資格』で一緒に活躍していたお笑いタレントのユン・ヒョンビンは、キム・ソンミンの残念なニュースを聞いて「本当にいい兄だった。こんなに急に逝くとは思わなかった。とても残念。『時間』という曲があるが、兄は『お前と歌いたい曲』だと言ったことがある」とコメントして、キム・ソンミンの死を追悼した。

　歌手で俳優のユン・ヒョンスクも27日、SNSに「素敵な俳優だったキム・ソンミンが、五人の命を救い、私たちのもとから去った。向こうでは、苦痛なく安らかに過ごすことを望む」と書き込んだ。

　キム・ソンミンは24日に自宅のトイレで自殺を試み、昏睡状態に陥った。手術後に脳死判定を受け、遺族が臓器の提供を決めて五人の患者に移植された。