B.A.P、専属契約の無効求めTSエンタ提訴

B.A.P、専属契約の無効求めTSエンタ提訴

 B.A.Pが所属事務所を相手取り、専属契約の無効確認訴訟を起こしたことが分かった。

 法曹界によると、B.A.Pのメンバーは26日、所属事務所TSエンターテインメントを相手取り、ソウル西部地方裁判所に専属契約の無効確認訴訟を起こしたという。

 B.A.Pのメンバーは訴状で、2011年3月に結んだ専属契約が、事務所にだけ有利でメンバーには不利な条件になっていると主張。

 契約期間は、契約を締結したときではなくアルバムが初めて発売されてから7年以上で、一般的な慣例に比べ極めて長く、公正取引委員会が「奴隷契約」を防ぐため提示した芸能活動に対する同意権、明示的意思に反した契約締結の禁止、私生活や人格権を侵害する行為の禁止条項、不当要求の拒否権などが保障されていないという。

 また、B.A.Pはこのような不公正な契約にもかかわらず、2012年1月にデビュー。現在まで11枚のCDをリリースし、健康が悪化してもベストを尽くし、ファンの前に立ってきたと主張。

 TSエンターテインメントは同日、プレスリリースを通じて「現在、訴訟について具体的な事実を確認している状況。一部報道を通じて伝えられた訴訟の論点である『不公正契約条項』や『奴隷契約』の要素は一切存在しない。アーティストへの一方的かつ不当な処遇も全くなかったことをはっきり申し上げる」とした。

チョン・シネ記者
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