バラエティー番組『非首脳会談』(JTBC)が、責任プロデューサー兼演出家を更迭した。
同番組は、レギュラー出演者TAKUYA(CROSS GENE)の代わりに、俳優の武田裕光が登場した際、BGMとして「君が代」を流したという理由で、世論の叱咤を受けた。その後、謝罪文を掲載し、直ちに音楽監督との契約を破棄するなどの措置を講じた。以下はプレスリリースの全文。
JTBCは『非首脳会談』第1回(7月7日放送)と第17回(10月27日放送)で、日本代表の出演者が登場した際、「君が代」を使用して国民感情を害し、また視聴者の皆さまに不快な思いをさせてしまいました。深く反省し、心よりお詫び申し上げます。
JTBCは今回の事態の深刻さを認識し、『非首脳会談』の責任プロデューサー兼演出家を補職解任および更迭することにしました。「君が代」をBGMに選んだフリーランサーの音楽監督に対しても、この番組に関連する全ての業務契約破棄の決定を下しました。
JTBCは国民感情に反する重大な過ちが発生したことについて、改めて深くお詫びし、今回の件をきっかけに、より良い放送コンテンツ生産に最善の努力を尽くしていくことをお約束致します。