「韓国ドラマ好きは低学歴」論文に中国ファン抗議広告

ソウル大教授の論文に激怒した『星から』ファンクラブ、本紙に抗議広告
「ト・ミンジュン教授に謝罪してください」

「韓国ドラマ好きは低学歴」論文に中国ファン抗議広告

 19日、本紙A15面に異色の全面広告が掲載された。SBSドラマ『星から来たあなた』アジア・ファンクラブ名義の「抗議書簡」だ。ト・ミンジュン教授とは『星から来たあなた』で俳優キム・スヒョンが演じた男性主人公の名前で、広告文は簡体字になっている。本紙広告本部関係者は「広告主は中国・広州にある広告代理店を通じ『韓国で一番大きなメディアに広告を出してほしい』と要請してきたと聞いている」と語った。この広告代理店は「広告主が望んでいないので身元は明らかにできない」と答えた。ポータルサイトの「シナ・ドットコム(新浪網)」や中国の英字紙「チャイナ・デーリー(中国日報)」といった中国メディアも同日、本紙の広告に関する記事を先を争うように掲載した。

 この広告は、韓国のある経済紙に引用された論文を取り上げ「論文は『学歴や所得水準が高い人は理性的で楽しい米国ドラマを好み、その反対の人は論理的でなく感情ばかり爆発させるドラマ(韓国ドラマ)を好む』と主張しているが、それは間違っている。私たちは韓国ドラマとト・ミンジュン教授が好きで、高い知力はもっと好きだ」と書いてある。『星から来たあなた』のファンのレベルは決して低くない、という反論だ。

 引用されている論文は、ソウル大学メディア情報学科のカン・ミョング教授が20-50代の北京市民393人やインターネットの書き込みなどを調査、昨年7月に発表した「中国人テレビ視聴者のドラマ消費趣向地図」だ。カン教授は「ある中国人が中国版ツイッター『ウェイボー(微博)』にこの論文の翻訳を掲載して中国のネットで大きな話題になった。最近『星から来たあなた』が(中国でも)大ヒットしているのであらためて注目を集めているのだろう。論文の目的は、韓流ブームが続くよう中国人視聴者の属性を把握しようというものだったが、内容が簡略化されて刺激的な部分だけが広まっているようだ」と話している。

 この広告は「私たちは21日にト・ミンジュン教授が出演するバラエティー番組『最強大脳』を視聴するつもりだ。もし視聴人口が1億人を突破したら、カン教授はト・ミンジュン教授と『星から来たあなた』の全世界のファンに謝罪せよ」という文で終わっている。論文の共著者であるソウル大学アジア研究所のシン・ヘソン先任研究員は「『星から来たあなた』の人気を実感させる出来事だ。近く脚本家のパク・チウン氏、チャン・テユ・プロデューサー、中国の制作スタッフ、評論家などを集めて韓流ブームに関するセミナーを開く」と語った。

チョン・サンヒョク記者
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