インタビュー:チ・チャンウク「悪役に不安はなかったが激しい感情表現に苦労した」

インタビュー:チ・チャンウク「悪役に不安はなかったが激しい感情表現に苦労した」

 ドラマ『笑ってトンヘ』『ペク・ドンス』で一躍スターの仲間入りを果たした若手俳優チ・チャンウク。最新ドラマ『蒼のピアニスト』ではチュ・ジフンのライバルとなる悪役に挑戦し演技の幅を広げ、今年は4月からミュージカル『あの日々』に出演が決まっているなど、その飛躍はとどまるところを知らない。

 待望の日本初ファンミーティング『チ・チャンウク「ファーストタッチ」In Japan』を2月23日に東京で、24日に大阪で開催。トークのほか、得意の歌の披露、ゲーム、プレゼントなどでファンを楽しませたチ・チャンウクに、東京でのファンミーティングの合間に話を聞いた。

―1回目のファンミーティングを終えた感想は。

 「日本で初めてのファンミーティングでしたが、思っていたよりたくさんの方が参加してくださってありがたく、また楽しく進められたと思うので、うれしく思っています」

―握手会などもして日本のファンと直接触れ合ったわけですが、その印象は。

 「こんなに近くで、観客の皆さん全員と握手をするというのは初めてで、新しい体験でした。心がよく伝わり、自分に愛情を送ってくれていることを感じることができる時間でした」

―これまで演じた役柄では意志の強い役が多いのですが、ご自身の性格は? イベントを拝見していて、とても真面目な印象でしたが。

 「仕事に対する意欲、演技への意欲が大きいので、常に一生懸命やろうと思っています。適当にやる、ということができません。特に、初めて日本に来たので慎重にならざるを得ません。僕を知らない人もたくさんいると思いますし…」

―ドラマ『蒼のピアニスト』に出演を決めた理由は。

 「僕が演じたイナですが、魅力あるキャラクターでした。劣等感を抱いている(キャラクター)というのは、本当に興味深い環境でした。演技していて楽しかったし、やりがいがありました」

―感情表現が難しかったのでは。

 「激しい感情などは、日頃自分が感じることができない感情でした。なので、普段、自分自身が感じる怒りなどを誇張して考えようと思いました。今までの役では、我慢して、耐えるということが多かったんですが、今回は吐き出す、ぶつけることが多かったので、ポジティブさを引き出すことに苦労しました」

東京= 野崎友子通信員
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