インタビュー:イ・ジャンウ「オ・ジャリョンは健康的で純粋な青年。僕と似てます」

インタビュー:イ・ジャンウ「オ・ジャリョンは健康的で純粋な青年。僕と似てます」

 『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』に続き、主演を果たしたドラマ『オ・ジャリョンが行く』で人気上昇中の若手注目株の俳優イ・ジャンウ。2月17日に東京で開催された初のファンミーティングKNTV Special「イ・ジャンウが贈るFirst Sweet Day」のために来日した彼にインタビューした。

―日本で『オ・ジャリョンが行く』が早くも放送されますが感想は。

 「韓国で放送中の時点で日本放送されるということは、それだけおもしろさが認められたからだと思うので、気分がいいですね」

―演じているオ・ジャリョンはどんなキャラクターですか。

 「名前の響きもインパクトがありますね。健康な武士のようなイメージがあります。健康的で、精神的にも明るい人物。なので痛みや苦しみがあっても、克服していけるような、栄養剤のようなイメージがあります。見ているだけで、そばにいるだけで、周りの人も元気にしてあげられるような人物です」

―韓国で現在も撮影中ですが、苦労している点は。

 「韓国はすごく寒いので、寒い中での撮影に苦労しています。『栄光のジェイン』のイ・ソヌはお金持ちなので、いい車に乗って、おいしいものを食べていたんですが、『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』『オ・ジャリョンが行く』は貧しい青年なので、毎日同じような服で、移動もバス、当然野外撮影も多くて、寒い中での撮影というのが一番苦労している点ですね」

―撮影の合間にはどのようなことをしていますか。

 「撮影現場の野外は雪に覆われている状態なので、撮影の合間に少し時間があると、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、体を動かして、寒さをしのいでます。そうして動いていないと足がかじかんで凍傷になりそうなんですよ(笑)」

―相手役のナ・ゴンジュ(オ・ヨンソ)とは息がぴったりのようですね。

 「ナ・ゴンジュ役のオ・ヨンソさんとは今回の作品で初めてお会いしましたが、息はぴったりだと思います。彼女とは大学の先輩後輩の関係でもありますし、大学で同じことを学んできているからか話もよく通じて、台本の読み合わせなどもよくしています。帯ドラマということで、毎日撮影しているので、両親よりも多く顔を合わせていますし、一緒にいる時間も長いので、より近しい感じになれています。本当に、相手の目を見れば今何を考えているのかがわかるほどです」

―このドラマに出演して、周りの反応は。

 「毎日のドラマと言うことで、大変ですが、毎日テレビで僕が見られるということで、家族や親せき、年配の人たちが喜んでくれています。内容は、若者の話なので、若い人たちに共感してもらえる部分がたくさんあると思うので、本当は家族みんなで見てもらいたいドラマです。

―これまで演じた役との違いは。また、それぞれのキャラクターについての感想は。

 「『アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり』『オ・ジャリョンが行く』では、20代の青年で、就職で悩みを抱えているが、健康的で純粋な青年という意味では似ていると思います。『栄光のジェイン』のソ・イヌはどうしようもない男です(笑)。財閥の息子で、金持ちで権力もあるということで、目上の人や下関係なく、すべてのことが金で解決すると思っているような男。分別も備わっていなくて、むやみに人を怒鳴りつけたり…なので、演技をするときも、先輩俳優さんに向かってどなったり、きつい口調で話したりしたことが思い出されます。ある意味、そういう演技をすることは楽しかったです。現実ではありえないことですから(笑)」

東京= 野崎友子通信員
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