<インタビュー>新ユニット結成 4Minuteのガユンとジユン

<インタビュー>新ユニット結成 4Minuteのガユンとジユン

【ソウル聯合ニュース】韓国の5人組ガールズグループ4Minute(フォーミニッツ)のメンバー、ガユンとジユンの結成した新ユニット「2YOON(トゥーユン)」がファーストミニアルバム「ハーベスト・ムーン」をリリースした。ソウル市内でインタビューに応じた2人は「アイドル歌手のアルバムにも変化が必要」と口をそろえた。

 アルバムタイトル曲の「24/7」はカントリーポップ。米音楽誌SPINが「カントリーをK-POP的に再解釈した」と評価するなど、国内外で好評を得ている。ジユンは同曲について「とても新鮮でした。私たちも電子音に飽きていたようです」と話し、新しいジャンルに挑戦しようと提案したと明かした。ガユンも「4Minuteの音楽とダンスはついていくのが難しい。皆が簡単に歌って踊れるような大衆的なアプローチがしたかった」と述べた。

 長い間悩んだ末、音楽的な変化を選んだ2人は自然にイメージもチェンジした。4Minuteではパワフルなボーカルで中性的な魅力をみせるジユンと、美しい声を持つシックなイメージのガユンは、メークを薄くし、ダンスを簡単にするなどして自然なかわいらしさが生まれた。

 5人のメンバーの中で2人がユニットを結成した理由は単純だった。ガユンは「5人のうちでも私たちは歌に関する話をたくさんして親しかった」と話す。

 ジユンはアルバム収録曲の「セッセッセ」の作詞作曲を担当し、ガユンはジャケット写真や衣装などのビジュアル面を担当するなど、積極的に制作に関わった。

 アルバムは海外でも高い関心を集めている。一方でアイドルグループが次々と誕生する厳しい競争の中で危機感も感じている。ガユンは「海外のファンが私たちの名前を呼んでくれて不思議な気持ちがしました。K-POPの力はすごい。4Minuteも死んでいないと思いました」と胸のうちを明かした。

 デビュー曲で注目されたものの、時が過ぎるにつれて不安になり落ち込むときがあったという。「メンバー同士でいつも、もっと頑張ろうと約束し合いました。今年は4Minuteのアルバムも制作し、海外での基盤を確かなものにしたいです」と口をそろえた。

 ガールズグループならではの悩みを問うと、ガユンは「アルバムを準備するたびにダイエットをしなければならない。忙しいスケジュールの中できちんと食事をとるのが難しく、暴食することもあります」と明かした。

 4Minuteが人気グループなだけに他のメンバーに対する気遣いも示した。ガユンはメンバーについて「ヒョナはセクシーアイコンのソロ歌手、ジユンは作曲、ジヒョンは演技など、関心を持っている分野が違う。絶対にけんかになりません」と語る。ジユンは「2人で活動することで(活動が)空白期間となるメンバーもいる。申し訳ないというより気にかかります。一番年下のソヒョンがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で私たちのアルバムを応援してくれ、とてもうれしかったし、ありがたいです」と語った。

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