徴兵:除隊ヒョンビン「本当に演技がしたかった」

徴兵:除隊ヒョンビン「本当に演技がしたかった」

 昨年3月に海兵隊に志願入隊し、募兵広報兵として兵役を終えた俳優ヒョンビンは6日午前、京畿道華城にある海兵隊司令部で、国内外のファンが集まる中、除隊報告式を行った。

 ヒョンビンは「お久しぶりです。お会いしたかったです。寒くて道路事情も良くない早朝から温かく出迎えてくださり、ありがとうございます」とあいさつ。「本当に演技がしたいと思いました」と心境を語っている最中に感情が込み上げたヒョンビンは、しばらくマイクを置いたまま、後ろを向いて呼吸を整えた。

 そして、再びこちらを振り向いたその顔には涙が。しばらく言葉に詰まりながらも「本当に演技がしたいと思いましたが、できなかったので、休暇中に後輩たちの演技を見ながら『早く自分もできればいいな』と思っていました。今こうして僕も再び演技ができることになりました。皆さん待っていてくださったのですから、一生懸命準備して、きちんとした姿をお見せしたいです」と決意を語った。

 入隊前にドラマ『シークレット・ガーデン』や映画『レイトオータム』『愛してる、愛してない』で興行性も演技力も認められていたヒョンビン。除隊を迎えたということで、ドラマや映画はもちろん、CM業界からも出演オファーが相次いでおり、除隊後の活動に多くの関心が寄せられている。

 この日はマイナス10度という寒さにもかかわらず、韓国をはじめ日本、中国のファン約1000人が集まった。ファンらはヒョンビンの除隊を祝うためコメ4.3トンを寄付、これは恵まれない人々に贈られるとのことだ。

イ・デドク記者
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