インタビュー:チ・チャンウク「『僕らのイケメン青果店』のテヤンは自分と似ている」

インタビュー:チ・チャンウク「『僕らのイケメン青果店』のテヤンは自分と似ている」

 小さな青果店からスタートし、大きな食品流通会社にまで成長させた青年実業家の実話を基にしたドラマ『僕らのイケメン青果店』。イケメンたちによる新感覚の青春ラブストーリーで主役の熱血純情男ハン・テヤンを演じたチ・チャンウクがドラマについて、また「イケメン仲間」たちについて語ってくれた。

―『僕らのイケメン青果店』に出演を決めた理由を教えてください。

「まずは、台本がとても面白かったこと。台本を読んでみて、チョンガー(若い男性)たちのそれぞれの人物像が明確に違ったしユニークで、カオンとの絡み合う人間関係が面白かったです。この作品に出演したら、テヤンというキャラクターもうまくこなせるような気がしました」

―ズバリ、このドラマのみどころは。

「テヤンの覇気に富む、とても明るく、ある時はふてぶてしく、ある時は剛直で芯のある姿を見てほしいです。ジンシムに対する果てしない純愛の心もポイントですね。作品全体でいえば、チョンガーたちです。一人一人、本当に面白いんです。立ち姿さえもそれぞれ個性がありますからね。ジンシムの母親に対する葛藤、自分の状況によって愛するテヤンに寄り添えない心境なども見て欲しいです。青年たちの成功ストーリーから、ラブストーリー、出生の秘密まで、さまざまな面で楽しめるドラマだと思います。そうだ! たまにアクションシーンもありますよ(笑)」

―「個性的なチョンガーたち」について教えてください。

「グァンスさんはバラエティー番組にも出演されるのでよく見ていたからか、なんだか親近感を感じるんです。そしてとてもウィットがあります。面白い! 皆といろいろ調整をしたり、意見を交わしたりするときはグァンスさんに頼りましたね。

ヨングァンさんはとにかく背が高い!(笑) 彼とは本当に仲良くて、演じるときの息もいちばんぴったりだったと思います。プライベートでもお互いいっぱい話し、お酒も飲んだりする仲です。

ソンハ兄さんは、付き合ってみると結構変わり者です(笑)。はっきりと自分の色を持っていながら、とても配慮する心を持っていて、相手をリラックスさせるノウハウがわかっている人です。

ウォンホは末っ子ですが、才気にあふれて、今回演じた役と同様、実際にもアイドル練習生から今度6月にデビューしました。とてもワンパクな子ですけど、守ることはちゃんと守りますね。チャンソル役とのシンクロ率が高いです。初演技だったのでプレッシャーもあったはずですが、いろいろ聞いてきたり、一所懸命やっている姿を見ながら感心しました。

ジヒョクは前から知り合いだったので、人見知りの僕はジヒョクを頼ったりしましたね。 彼はとても繊細で、周りに常に気を使うんです。それぞれ、出演者皆が異なる魅力をもっているのがこのドラマの楽しさですね」

―ロマンチックなラブシーンとキスシーンが話題になりましたが、ワン・ジヘさんとの呼吸はどうでしたか。

「ジヘさんは性格がとてもさばさばしていて、相手にとても気を使い、自分が窮屈でも我慢するタイプですね。役者としては感情表現がとても豊かな人。彼女の演技を見ているだけで、自然に悲しくなったり、心が痛んだりするんです。キスシーンとかではたいてい恥ずかしくなったりするんですけど、ジヘさんとはまったくそのようなことがなかったです。初キスシーン後、ジヘさんが『キスシーンなのにあまりにも動きがないんじゃない? もう少し研究してみよう』と言うほど、とても楽でした」

ソウル= 野崎友子通信員
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース