インタビュー:イ・ジフン「コンセプトは『クラシックな皇太子』に…」

インタビュー:イ・ジフン「コンセプトは『クラシックな皇太子』に…」

歌手・俳優として活躍するイ・ジフンが10月、2カ月で14都市を巡る「イ・ジフン 韓流アーティスト公演」を行うことが決まり、その会見を行うために日本を訪れた。公演に意欲を見せるイ・ジフンにその思いや自身の今、そして未来について語ってもらった。

―今回の公演ではどのようなものを見せてくださるのでしょうか。

「1部ミニコンサート、2部ミニミュージカル、3部ファンタイムという3部構成になっています。『ドラマよりもドラマティックな瞬間を感じられるステージ』ということで、イ・ジフンのさまざまな姿を見ていただけると思います。大変そうと思われるのですが、何より、ファンの方にたくさん会えるということで、期待の方が大きいですね。舞台で歌うほど幸せなことはないので」

―芸歴も長いイ・ジフンさんですが、「今だから見せられる」というところは。

「この公演を通して、今まで見せたくても見せられなかったものを見せたい気持ちがあります。それと『今、出来ることを全部見せたい』という欲があります。歌手としての姿も見せたいし、ミュージカル俳優としての姿も見せたい、ドラマや俳優としての姿も見せたいという欲があります。この4、5年やってきたこと全部、特にミュージカルの世界を見てもらいたいです。韓国までは来れなかった人がたくさんいらっしゃると思うので、その姿を見せたいです」

―歌手、ドラマ、ミュージカルとさまざまな分野で活躍されていますが、ご自身ではどれを中心に活動したい、という思いがあるのでしょうか。

「日本では、歌手として愛して下さるファンの方が多いのでもちろん歌っていきたいですが、最終的には俳優と呼ばれたいです。歌は、自分が思う通りには長く出来ないと思っています。体力や年齢もあるので。でも演技はずっと続けられるものだと思うので、最後は俳優としてやっていきたいと思っています」

―イ・ジフンさんといえば「王子様」のイメージが付いて回るのですが、ご自身ではそのイメージをどう思っていますか。

「変えたいです(笑)。『王子様』というと、若く未熟な感じがするじゃないですか。もう年齢も年齢ですし、変えていきたいです。日本のコンサートでもイメージを変えて、コンセプトは…クラシックな「皇太子」イメージ? あまり変わらないですか? 少し成長した感じじゃないですか?(笑)。一気に変えるは無理なので、徐々に変わっていけばいいんじゃないでしょうか」

―今、ハマっていることがありますか。

「趣味というなら読書ですが、ハマっている、という感じなら…自転車ですね。毎日1、2時間走っているんです。ヒップアップにもいいですよ(笑)。ぜひおすすめします」

―今33歳ですが、ズバリ結婚願望はありますか。

「正直なところ、結婚したい気持ちもあるし、気ままな独身のままがいいという気持ちもあります。かわいい子どもを見ると『ああ、結婚したいな』と思ったりもしますが、今は仕事がすごく面白く、頑張りたいので、そうすると奥さんと子どもをかまってあげることが出来なさそうなので…当分結婚はないでしょう(笑)」

 「イ・ジフン 韓流アーティスト公演」は10月7日の静岡を皮切りに、名古屋、埼玉、横浜、神戸、奈良、広島、岡山、熊本、福岡、千葉、東京、京都、大阪と公演を行う予定。チケットは、バウハウス福岡(http://www.fukumaru-jp.net/)にて発売中だ。

インタビュー:イ・ジフン「コンセプトは『クラシックな皇太子』に…」

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東京= 野崎友子通信員
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