インタビュー:ソ・ジソク「自分の好きなところは『眼差し』」

インタビュー:ソ・ジソク「自分の好きなところは『眼差し』」

 ドラマ『グロリア』『manny~ママが恋したベビーシッター』などの主演俳優ソ・ジソク。今年3月、半年に及んだシットコム『ハイキック3~短足の逆襲』を終え、現在充電中だが、このたび、日本でファンクラブがオープンすることになり、来日。ドラマの思い出やプライベートについて話を聞くことができた。

―『ハイキック3~短足の逆襲』は、初のシュチュエーションコメディーでしたが、今まで出演されたドラマとの違いは、ありましたか。

 「今回は、軽いおもしろいキャラクターだったので、リラックスして臨むことができました」

―徹夜続きでの撮影も楽しかったとか。熱血体育教師役はいかがでしたか。

 「子どものころ、体育教師になりたいと思ってたので、うれしかったです。でも、実際に子どもと一緒に授業をやる部分が少なかったので、残念でしたね」

―恋人役のパク・ハソンさんとの別れのシーンはどんな思いでしたか。ハソンさんは「胸が痛かった」とコメントされていましたが。

 「最後にもらった台本が別れるシーンだったので…恐怖感とか、愛する人に長く会えないというのが悲しかったですね。特に僕の役は、彼女にそういう弱みを見せないキャラクターだったので、よけいに苦しかったです」

―ジソク先生でなく、ソ・ジソクさんだったら、恋人を送り出すことができますか。

 「実際だったら、きっと彼女と一緒に行ったんじゃないでしょうか。生徒を見捨てるというよりも、愛が大きかったので、そういう道を選んだと思います」

―撮影終えてからは、週に6日運動をされるほどの運動中毒だそうですが、本当ですか。

 「野球なら3時間ぐらい、バスケ4時間、サッカー4時間、という感じでしょうか(笑)。平均しても4時間は球技をやってますね。撮影よりもキツイかも(笑)」

―なぜ、そこまで運動をやるんですか。

 「自己満足もあるし…運動が好きだし、ストレス発散にもなりますから。僕は酒を飲まないので、その代わり、というわけではないですが、運動で体と心のバランスを整える感じです。酒より健康的でいいでしょう?(笑)」

―30代になって、俳優として20代のころと何か考え方など変わりましたか。

 「20代のころは、とにかくいろんな役がやりたかったし、スターになりたいという思いがありました。でも、30代になってからは、スターというより俳優として認められるようになりたい、と思うようになりました。最近は、たとえ視聴率が悪くても、自分しかできない役・演技にこだわりたい、と思っています」

―自分の顔で、好きなところは。

「顔ですか? うーん…満足しているところはないですが、言うなら、眼差し、でしょうか」

―オフのジソクさんは、どんな雰囲気ですか。知らない人からは近づき難いと思われることもあるとか。

 「持ってる服の90%ぐらいがジャージです(笑)。スポーツ選手かと思うほど。そんな恰好で、体格も大きいし、普段あまり笑わないので、そんなふうに思われたかもしれませんね。でも実際は、怖い男でもいやな男でもないのでよろしくお願いします(笑)」

―女性のどんなところに引かれますか。好みのタイプは?

 「足がきれいな女性がいいですね。全体的な(体型の)バランスのいい女性に引かれます。そして、僕に関心をもってくれて、素敵な笑顔を見せてくれる人がいいですね」

―今回、日本で新たに公式ファンクラブが発足されましたが、今後、日本でやりたいことはありますか。

 「韓国では、10年ぶりにファンクラブで1泊2日のキャンプに行ったんです。そこでみんなでゲームしたりいろいろと印象深い思い出ができました。日本のファンともそういうことができればいいなと思っています。歌はうまくないんですが、練習していて、日本の歌とか日本語とかも披露できるようになりたいと思っています」

 「ソ・ジソク ジャパンオフィシャルファンクラブ」(http://www.seo-jisuk.jp)は6月1日午後5時にオープンする予定だ。

インタビュー:ソ・ジソク「自分の好きなところは『眼差し』」

インタビュー:ソ・ジソク「自分の好きなところは『眼差し』」

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東京= 野崎友子通信員
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