-96年の突然の解散・引退は大きなショックを与えた。
「引退を宣言し、それぞれの音楽的な故郷に帰るという感じだった。シナウィから始めたソテジはロックに帰り、僕はヒップホップに帰った。正直なことを言えばそれ以降、お互い忙しくて連絡を頻繁にできていない。だからといって仲が悪いわけではない」
-再結成は考えていない?
「引退後、『お金をたくさんやるからもう一度活動してほしい』というオファーもあった。だが、今ではこれまで歩んできた道のりと遠くかけ離れてしまい、元に戻るにはあまりにも時間が長くかかりそうだ」
-デビューから20年過ぎたが、影響力は依然として強い。
「初恋のような熱い情熱があるからだろう。最近の社会を動かしている世代は、ソテジワアイドゥルの影響をある程度受けているように思える。僕が制作方面に携わっている今も、『ソテジワアイドゥルのヤン・ヒョンソク』を覚えている世代からいろいろとサポートをいただいている。YGの原点も明らかにソテジワアイドゥルだ」
-ソテジワアイドゥルの音楽と最近の音楽を比べると?
「時代により必要な音楽は違う。ソテジワアイドゥルの音楽は当時の大衆には必要な音楽だったが、今の音楽よりも優れているとは言い難い。しかし、制作サイドの立場から見て、ソテジワアイドゥルの音楽は今聴いても洗練されている。聴いていると古い写真を見ているような気になり、込み上げてくるものがある」
-最近の歌手たちもソテジワアイドゥルの音楽に負うところが大きい?
「BIGBANGや2NE1などが所属するYGにも、従来のシステムや慣習に対する挑戦、新しいことに対する情熱といったソテジの精神が息づいている。今の歌手たちはこうした精神を持ちながら、ソテジワアイドゥルが立てなかった世界の舞台に立てるようになった」