ZE:Aシワン、イ・スンギ、JYJユチョンが新ドラマで対決

 視聴率40%台という驚異の人気ドラマ『太陽を抱いた月』終了後に焦点を合わせ、各局の水木ドラマが新たな視聴率争いを始めようとしてる。

 地上波テレビ局3局は、14日から一斉に新水木ドラマをスタートさせる。それぞれ独特のカラーを打ち出し、視聴率1位の座に就くため一戦を交えるのはKBS第2『赤道の男』、MBC『King 2 Hearts』、SBS『屋根部屋の皇太子』の3作品だ。この3作品に共通点があるとすれば、それは最近一番ホットな話題を呼んでいる歌手出身の俳優がストーリーをリードする登場人物を演じることだ。

 その3人とは、『赤道の男』のZE:Aのシワン、『King 2 Hearts』のイ・スンギ、『屋上部屋の皇太子』のJYJのユチョンだ。

■シワン、『太陽を抱いた月』人気続く?

 MBC『太陽を抱いた月』でヒロインの兄ホ・ヨムの10代のころを演じ、フレッシュな魅力を振りまいたZE:Aのシワンは、『赤道の男』で徹頭徹尾、理性を貫く秀才で、のし上がりたいという強い意欲を持つイ・ジャンイルを演じる。俳優イ・ジュンヒョクの若いころを演じるのだが、ストーリーの序盤、機先を制するのに重要な役だ。今年一番のダークホースとして注目を浴びているシワンの出演は、大きな話題を呼ぶものと期待されている。

 デビュー時から演技に大きな関心を持っていたシワンは、歌手活動の一方で俳優オーディションを受け、『太陽を抱いた月』では制作スタッフとの打ち合わせに3回にわたり合流していたという。演技のレッスンも受けていたが、所属するアイドルグループZE:Aの海外スケジュールが増えたため独学で学ぶなど、熱意も格別だ。『太陽を抱いた月』が俳優デビュー作とは思えないほど安定した演技力を見せたのも、こうした努力のたまものだろう。だが、童顔のため実年齢の23歳より若い役が続いており、それに対する精神的な負担を自ら克服することがカギと思われる。

■イ・スンギ、演技力アップに期待?

 歌手だけでなく、バラエティー番組の司会者としても抜群の腕を発揮している「マルチタレント」イ・スンギは、自身にとって3回目の男性主人公役を演じる。『華麗なる遺産』『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』で俳優としての潜在能力を証明したイ・スンギだが、今回は『King 2 Hearts』で人気女優ハ・ジウォンと共演する。韓国が立憲君主制だったら…という設定で、北朝鮮特殊部隊の教官キム・ハンア(ハ・ジウォン)と、韓国の王子イ・ジェハ(イ・スンギ)が紆余(うよ)曲折の末、恋に落ちるというストーリーだ。イ・スンギがこれまでとは違う演技を見せてくれるのでは、と話題を呼んでいる。

 イ・ジェハはドラマの序盤では傍若無人のハチャメチャな人物として描かれるが、キム・ハンアと出会ってからは責任感と誠実さを持つ人物に変わっていく。これまでの出演作では「お金持ちの家のお坊ちゃん」というイメージが強かったが、少しずつ変化していく役をどう演じるかに注目だ。さらに、ハ・ジウォン、ユン・ジェムンら演技に定評のある俳優たちとともに物語をリードしていくということで、演技力に磨きをかけて視聴者の期待に応えられるか楽しみだ。

■ユチョン、ドラマを引っ張るパワーを発揮?

 多くの女性ファンを抱えるJYJのユチョンは、ラブ・コメディーの王道と期待されている『屋根部屋の皇太子』に出演する。皇太子妃を亡くした朝鮮王朝時代の皇太子が、300年の時を越えて臣下たちと一緒に21世紀のソウルにやって来て、前世で果たせなかった愛を実らせるというストーリーで、ユチョンは皇太子役を演じる。ユチョンにとっては時代劇『トキメキ☆成均館スキャンダル』、現代ドラマ『ミス・リプリー』に続き、時代劇と現代物を行き来する新しいスタイルのドラマに挑戦することになる。

 今回はこれまでの作品に比べ、ユチョン自身がストーリーを引っ張っていく面が強いため、プレッシャーも相当なものになるとみられる。しかも「壊れたキャラではないけれど、壊れて見えるキャラなので、演じるのはそう簡単ではなさそう」という本人の言葉通り、今回のドラマはユチョンが俳優としてさらに成長するためのステップになる可能性が高い。アイドル人気頼みでなく、真の俳優としてさらにステップアップしようという重要な時期に、ユチョンが視聴者のハートをつかめるか、目が離せない。

キム・ミョンウン記者
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