昨年、MBCドラマ『きらきら光る』に出演した女優キム・ヒョンジュさん(33)の出演料を横領したとして、元所属事務所代表が裁判にかけられることになった。
ソウル中央地検刑事第7部(オ・インソ部長検事)は、昨年3月にキムさんの出演料のうち約7700万ウォン(約520万円)を任意に使用した疑い(業務上横領)で、ザ・エイチ・エンターテインメントの代表(34)を在宅起訴したことを明らかにした。
検察によると、代表は昨年3月、『きらきら光る』の出演料3億3000万ウォン(約2230万円)のうち、キムさんの取り分である約2億2300万ウォン(約1500万円)をキムさんに支払う義務があったが、同代表は約1億5400万ウォン(約1000万円)だけを支払い、残りの約7700万ウォンを会社の債務返済などに使用したとのことだ。
だが、同事務所は昨年7月、「ドラマ契約金の精算問題で、キムさんは一方的に契約解除を通知してきた。2010年は活動がなかったので、払いすぎた収益金を返還せよ」と主張、キムさんを相手取り約2億9000万ウォン(約2000万円)の民事訴訟を起こした。
これに対しキムさんは「ドラマ出演料の一部を横領された」として代表を検察に告発していた。