人気ロックバンドFTISLANDが23日・24日の2日間にわたり「FTISLAND X'mas Live 2011 ~Winter's Night~」を横浜アリーナにて行い、のべ3万人のファンが熱狂した。
今回の2日間のチケットは発売1分で完売という、絶大な人気を誇る彼らのライブとあって、当日は朝からファンが集結、グッズ販売コーナーにも長蛇の列を作り、ライブへの熱気が高まっていった。
今回はクリスマスライブということで、ファーの付いた冬らしい衣装で登場したFTISLANDは、バラード曲からスタート。ホンギが「武道館(ライブ)が昨日のようですが、もう年末ですね! 盛り上がりましょう!」とあいさつした後は、「Brand-new days」で、客席中央の花道に駆け出し、会場は一気にヒートアップ。
ソロコーナーでは、ギター、ピアノ、ラップ、ドラム、弾き語りとメンバーそれぞれの特技を生かした演出で会場を魅了。「武道館でライブできたことが今年一番記憶に残っているのですが、もっと素敵なライブを作らなきゃとメンバーみんなでいろいろ考えました」との言葉があったが、その成果をパフォーマンスで示した。
「日本、韓国でリリースしている曲全部合わせると130曲くらいあるので、いつかその曲全部やるツアーをしたい」とホンギがさらなる夢も口にした。
11月にリリースされた「Distance」を含め、全26曲。2時間半に渡るライブは、本編の幕を閉じた。しかし興奮さめやらぬファンは、アンコールでデビュー曲の「Flower Rock」が披露されると、会場中が一体となってジャンプ。この日最高の盛り上がりで締めくくった。
今年は震災の影響で中止になっていたファンミーティングが、来年3月19・20日に開催されることも発表。さらに24日のライブの模様が来年3月28日にDVD化されることも決定するなど来年も活発に日本活動を展開する。