ボーイズグループU-KISSを脱退したアレクサンダーが9日、東京・赤坂BLITZにて初のショーケース「アレクサンダーショーケースLIVE 2011」を開催し、日本でのソロ活動をスタートした。
ショーケースの前に、取材を受けたアレクサンダーは、「緊張しています。ほかにメンバーがいないし、そして久しぶりなので」と笑った。
日本でのソロ活動をスタートするにあたり「日本語をもっと勉強して、歌番組やドラマやバラエティー番組に出たい」と抱負を語り、この日のショーケースについて「すべてを見せたい。ファンと一緒に楽しめるステージにしたいです。歌もダンスもオリジナルです」と意気込みを見せた。
もし日本人とコラボするなら、との質問に「J-POPが好きなので、チャンスがあれば挑戦したい。浜崎あゆみさんや宇多田ヒカルさんが好きなので、自分が(一緒に)出来るレベルになれるようにがんばります。男性よりも、出来れば女性の方が」と笑う姿に、「緊張しているように見えないですよ」と声が掛かると「緊張していますよ」と照れ笑いを浮かべながら答えた。
最後に、ファンへのメッセージとして「これからもたくさん応援してください。期待してください」と力強く話した。
イベントでは、「ただいま。こんにちは、アレクサンダーです。会いたかったです」と日本語で叫ぶと、ファンも大歓声で答え、韓国でリリースした「BAD GIRL」の英語バージョンや日本語オリジナル曲「Oh Baby」「I’m JUST」、そして「ク ナムジャ」(ドラマ『シークレットガーデン』OST)、「真夏の果実」(サザンオールスターズ)の計5曲を披露した。
トークでは、「日本のアニメが好き」と話しアニメ主題歌を口ずさんだりマネをしたりと客席を楽しませ、「最近はコスプレが気になります。コスプレのイベントにも行きたい。でもやりたいわけじゃないですよ」と笑わせるなどした。
香港出身のアレクサンダーは中国語(北京語・広東語)と英語のほかに、韓国語、日本語、スペイン語、ポルトガル語も話すが、韓国語よりも先に日本語を勉強していたそうで「真夏の果実」を選曲した理由として「両親が好きでよく口ずさんでいました。日本での初舞台でも披露した思い出の曲です」と答えた。
またファンからの質問コーナーで、今後の目標は、との問いに「日本語をもっと勉強したいです。あとバラエティーにも出たい。『アレクサンダーうるさい!』と言われるけれど僕はバラエティーのノリでしょ」と客席を笑わせた。
サプライズとしてファンからのメッセージボードが掲げられると、「ただいま」と少ししんみりしながら「僕の泣いたところを見たいでしょ」とおどけた。
最後に、「今日は僕ではなく皆さんのおかげで成功しました。本当にありがとうございます。これからも応援してください。僕はあきらめませんから、期待してください。今後も楽しい舞台やパフォーマンスをお届けします。またね」と語り、ファンとの再会を約束した。