オダギリジョー「映画はお金より努力」=釜山映画祭

「無名の監督を見つけるチャンスだと思う」

オダギリジョー「映画はお金より努力」=釜山映画祭

 日本の俳優オダギリジョーが、第16回釜山国際映画祭の第2日に当たる7日午前、釜山市内の「映画の殿堂」で行われたニューカランツ(新人監督賞)部門の審査委員による記者会見に出席し、会場の注目を浴びた。

 今年、同部門の審査委員を務めるオダギリジョーは、会見の冒頭で「釜山国際映画祭には別の作品で何度か訪れているが、直接(役割を任されて)来たのは今回が初めて」と語った。

 続けて「以前から映画が好きだったので俳優になった。ハリウッド大作よりも、監督の個性がにじんだ映画が好き。お金をかけた映画よりも、努力やアイデアで趣向を凝らした映画に面白さを感じる」と強調した。

 オダギリジョーは、チャン・ドンゴンやファン・ビンビンと共に主演を務める映画『マイウェイ 12,000キロの真実』(カン・ジェギュ監督)の公開も控えている。

キム・ヒョンロク記者
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